北欧留学記ーフィンランド・ヘルシンキ大学ー

フィンランド、ヘルシンキ大学での留学生活について綴ります。

HANAMI in Finland!

こんにちは。 moi !

 

帰国前ということがうまい具合によき言い訳となって、何となく何でもいいから何か書いてみたい気持ちに駆られている今日この頃です。

 

というわけで今回は先日ヘルシンキで開催された花見イベントについてつらつらと書いてみようかと思います。

 

 

・・・フィンランドに桜?

 

という疑問を真っ先に思われた方もいるかと思いますが、驚いたことに或るんですね、これが。

 

僕もfacebookのイベントページが友達のシェアかなんかで回ってきたときは普通に信じませんでしたし、あっても植物園かなんかにちょいちょい咲いてるだけだと思ってました。

 

でも実際に行ってみると、、、

 

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咲いてる。

 

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しかもこの規模で。

 

流石に日本で見慣れた桜並木ほどのインパクトはありませんが、公園の道路沿いにずらっと並んだピンク。全部桜です。

 

誰が何の意図でここにこれだけの量の桜を植えたのか、非常に気になります。

 

当日は絶好の花見日和で、雲一つない青空のもと沢山の人がピクニックを楽しんでいました。(そうそう。花見をしてるというよりかは、ピクニックをしてるという感じでした。)

 

 

また、興味深かったのは、流石に花見というだけあって今回のイベントにはジャパン!が大きく関わっているようで、空手とか柔道とか華道茶道のパフォーマンスが行われていたり、お弁当とか焼き鳥といったカジュアルな日本食の屋台もたくさん出て居ました。

 

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出店のメニューです。注目すべきはやはり値段ですね。ラムネが五百円することに憤りを隠せません。

 

f:id:healsp:20170526052700j:plainそれにしても大盛況。お昼ごろには売り切れる品も数々。

 

f:id:healsp:20170526052807j:plain着物を着て参加しているフィンランド人もぽつぽつと。

 

その他にも原宿系なのかアキバ系なのなんなのかコスプレ集団もたくさんいました。

 

加えて国際結婚であろうと思われるカップルや家族連れの方もたくさん見受けられて、あちこちから頻繁に日本語が聞こえてくるのが違和感でしかありませんでした。

 

 

まあ桜への感動は置いておいて、今回感じたのはいかにフィンランドで日本が良く受け入れられているかということです。

 

ポップカルチャーから伝統的なものまで様々な面から日本のカルチャーを受け入れ気に入ってくれている人がフィンランドに沢山いること、そういうものをまとめて爆発させられるような場所がきちんと用意されていること。

 

マリメッコムーミン、北欧デザインなどで日本でもフィンランドが温かく受け入れられていることもあって、お互いソフトパワーガンガンでブイブイ言わせているその感じに

 

なんだかすごく温かい気持ちになりました。

 

ステージで「それでは続きまして、Japanese Dance, PARA PARAを踊ってくださいます。どうぞ!」と言う紹介でアニメ系のEDMにのってパラパラが急に始まったことも、それはそれで嬉しい限りでス。

 

今回花見が行われた公園はヘルシンキ市内にあるROIHUVUORIという名前の公園です。ヘルシンキ中央駅からメトロでちょいちょい、Heruttoniemi かSiilitie という駅で降りて、徒歩でちょいちょいです。写真にもある近未来的というかディストピア的なそびえたつ謎の建物がアイコンです。

 

ヘルシンキに訪れた際はぜひ。

 

それでは。moi moi!